同じ敷地、デザイン、広さでも間取りによって満足度が大きく変わってしまうのが住宅です。
だからこそ間取りは最重要事項であり、逆に言うと間取りがしっかりとしていればデザインは後からでもどうにでもなってしまいます。(デザインを、ないがしろにしていいわけではありません。)
ここでは住宅のプロがどのようにプランニングしていくかをご紹介していきます。
プランニングとは
住宅のプランニングとは、その敷地に合わせてどのように配置し、外観を決めて、設備品を選定し、具体的な形にしていくことを言います。今回はその中で間取りのプランニングについてご紹介します。
はじめに

敷地が決まっていれば、周辺環境の確認(隣地や道路との関係・太陽光の動き等・風向き等)を確認します。
ヒアリング

続いて、お客様のご要望をヒアリングしていきます。予算、好きなテイスト、ライフスタイル、要望などを聞き取りしていきます。
ここでのポイントはお客様のご要望をすべて鵜呑みにしない事。気付いていない潜在的な所を引き出していくことになります。
ゾーニング
プランニングのこつは、ゾーニング(大まかな配置)をする所から始まります。
ゾーニングが出来たら要望をもとに細かいディティールを詰めていきます。
ここでは最初に部屋の広さから入るのではなく、部屋の広さを決めるのは一番最後となります。
採光、採風、動線

採光等を考えながら、間取りを詰めていきます。最近の気密住宅では、採風はそれほど重要視されなくなりましたが、ハルモデザインでは重要項目の一つとして考えます。
落とし込み

今までしてきたことを具体的な形にしていきます。一番面白く、難しい部分でもあります。
ここで部屋の広さなどの微調整を行い、完成させていきます。
一般的な部屋の広さ
部屋の広さから決めていく訳ではないのですが、一般的なサイズというのは存在します。
・LDK 16帖~
・子供部屋 3帖~
・トイレ 0.75帖~
・お風呂 2帖~
・洗面室 2帖~ ※最近は脱衣室と洗面室(洗面コーナー)を別々にするのが流行りとなっています。
などです。基本をしっかりと抑えていないと、使いづらい間取りとなってしまいます。
まとめ
今回はプランニングについてご紹介しました。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
ハルモデザインでは、間取りにセカンドオピニオンからリフォーム工事まで受付しております。
お気軽にお問合せください。
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