内装の仕上げ材って壁紙(クロス)だけじゃないのっ?って方もいらっしゃると思います。最近の壁紙は質感も向上し、機能性も向上してきました。
SNS上では木目調壁紙だったり、グレー系の壁紙が流行ってますね。ただ、壁紙だけでなくその他にも様々な素材を使うことができます。
今回は仕上げ材をご紹介していこうと思います。
壁紙
現在世の中で一番普及している仕上げ材です。いわゆるクロスと呼ばれているものになります。
ビニールクロス、紙クロス(和紙)、珪藻土クロスなどがあります。
メリット
価格が安い(ビニールクロス)。柄が豊富。
デメリット
安っぽく見える事がある。他の素材に比べると表情が少ない。
珪藻土・しっくい
塗り壁系の素材です。昔の和室に使われていた砂壁などもこちらになります。

メリット
調湿機能などの機能性に優れる商品が多い。塗り壁特有の凹凸があり表情がでる。
自然素材のものも多いため、身体に優しい。
デメリット
価格が高くなる。塗り壁の性質上、淡い色が多く、特にビビットカラーや濃い色などは少ない。
施工に時間がかかる。
タイル・レンガ
キッチン廻りなどの水廻りや、暖炉廻りなどに採用されることが多いです。

メリット
質感の高さ。水に強い特性がある。経年劣化しにくい。
デメリット
価格が高い。目地が汚れることがある。多用すると重く見えることがある。(アクセントで使うとかっこいい)
石材
マンションやホテルのエントランス、バーなどの内装に使われることが多い。外部に使うことも多い素材です。

メリット
高級感がある。天然石ならではの陰影や表情、質感を楽しむことが出来る。
デメリット
価格が高い。素材として硬いものが多く、ぶつかると痛い。施工業者によって品質にばらつきが出やすい。
羽目板
レッドシダーや杉などの天然木を10センチくらいの幅で成形したものになります。

メリット
天然木ならではの表情の美しさ。調湿作用がある。肌触りの柔らかさ。
デメリット
価格が高い。傷がつきやすい。手に触れるところだと手油などで汚れやすい。
ハルモデザインのおすすめは?
珪藻土と羽目板の組み合わせに、一部壁紙。水のかかる所にはタイル。
自然素材を上手に取り入れつつ、掃除面なども考慮した組み合わせになります。
美しさと価格のバランスが一番良い組み合わせかと思います。
寝室や各居室などはコストカットで壁紙を取り入れるのもありで、最近は本物の質感に非常に近づいてきていますので、一つの案として考えもよいと思います。
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